日経DUALに「カルビー 『女性が管理職になりたがらない』は嘘」という興味深いタイトルの記事が掲載されていました。
日経DUAL一般的によく言われる「女性は管理職になりたがらない」というのは、真っ赤な嘘です。「管理職手当を1億円払います」と言ったら絶対にやります。そうすると「1万5000円なら受けない」「1億円なら受ける」となる。じゃあ、その間にある実現可能なポイントを会社が探せばいいんです。10万円なのか、50万円なのかは分かりません。それは会社それぞれ違うでしょう。そのポイントを押さえれば、女性に拒否されることは絶対ないと思います。
30代を超えた頃から、「もう一段階高い仕事をするために、昇進試験を受けてみないか?」と勧められてきました。
もちろん、そのように上司に評価して頂いて嬉しい気持ちはあるのですが…
子供を抱えながら管理職に昇進して残業も厭わず、バリバリ働くイメージがどうしても湧かず、断り続ける毎年。。
昇進を断っても、普通に平社員として続けられるから恵まれていますね。
そんな中、釣りのような「『女性が管理職になりたがらない』は嘘」タイトル!
嘘じゃないよ~、なりたくないもん!
と思いながら読み進むと、「なるほど!」と頷ける内容でした。
- 「管理職になりたがらないのは、手当が割に合わないから」というのが実態
- 男性は地位が好きで、女性はお金が好き
- 「管理職手当を1億円払います」と言ったら女性も絶対に管理職をやる
- 管理職手当が、10万円なのか、50万円なのか、会社が実現可能なポイントを探せばいい
なるほど~と思いませんか?
夫は「管理職になると大変だし、給料はそれに見合わないしやりたくないよ。」と常々言ってたにも関わらず、実際に昇進となると、「ご期待に添えるように頑張ります!」と上司に言ったそうです。
え、あれだけ「残業代がつかなくなるし、実質手取りは減るし責任が増えるし管理職はなりたくないなー」と言っていたのに、ちょっと嬉しそう…
やっぱり男は地位が好き? 認められているのが嬉しいのですね。。
一方、私は絶対に管理職やりたくない派ですが、管理職手当が1億円なら間違いなく引き受けます。いくら以上なら引き受けるかな~
結局、課長になったらある程度家庭が犠牲になるので、その犠牲を超えるお金がもらえるかということが女性にとってのポイントになるのだと思います。
但し、上記男性と女性の法則が当てはまるのは、主に私たちくらいの世代までかなーとも思っています。
「近頃の若者は、、」と括るのは変かもしれませんが、私の周りの20代・30代は、男性でもガツガツ出世欲があるような人は減ってきており、どちらかというと、「課長に上がっても給料が見合わないから、ずっと平社員の方がいい」と言っている男性が増えてきている気がします。
「イクメン」と家庭を大切にしている男性が増えているから、男性は働く、女性は育児という性別の役割差がだんだん減っているから当然かもしれませんね~
皆が昇進を断って会社の競争力が損なわれる前に、管理職手当の見直し、誰でも業務に問題なければような在宅勤務ができるような働き方の転換期にきているように感じます。