朝は支度でバタバタ、帰宅後は夕飯作って食べさせてお風呂入れて寝かしつけるだけで必死。
9時前になんか寝られないし、絵本なんか平日はほとんど読んであげられない。。。
1. ボク幼稚園行きたいよ
子ども達に申し訳ないな~と思っている中、感受性豊かな5歳長男にとうとう言われてしまいました。
とうとう来たか。。。
小学生になって専業主婦のママの存在を知ってしまうと、学童に行くのを嫌がり、放課後は友達同士で遊びたいと言うだろうなーと危惧していましたが、それよりも随分早く気づいてしまったようです。
2. 幼稚園に行きたい理由
幼稚園に行きたい理由を聞いてみると
- 毎日お迎えが早い
- 幼稚園バスが迎えに来る
そういえば、保育園で発熱して2時過ぎにお迎えに行ったら、帰り時間にちょうど幼稚園バスが自宅マンションに戻って来て、迎えに出ていたお母さん方に楽しそうに今日の出来事を報告する幼稚園児達を見て、
と聞かれたことを思い出しました。
子どもにはできる限り本当のことを伝えるようにしているので、「幼稚園はママがお家にいるから、早くお迎えできるの。保育園はママがお仕事してるから、お仕事終わってからのお迎えだから遅いんだよ。」と真面目に答えました。
今回は主人が「ママが働いているからおもちゃ買ったり、ゲームコーナーにいっぱい行けるんだよ。」とすかさずフォローしたので、一応納得したようですが、まだ何か引っかかっている表情でした。
3. 小一の壁
これから小学校低学年くらいは、ママが家で待っててくれるというのが子どもにとって重要な時期になってくるでしょう。
自分の幼少期を思い出しても、小学校から帰宅した時に専業主婦の母が買い物に行っててちょっと不在なだけで、ガッカリしたのを覚えているので、それが毎日の生活をさせてしまうのか…と思うことがあります。
しかし、家事より仕事の方が得意だし、二馬力の収入は大きいので、できる限り今の正社員の仕事は手放したくないのですが、やはり寂しい思いをさせてしまっているという罪悪感はあるので、小1の壁を乗り切れるのか不安です。
という言葉を胸に、長男出産後、1年、また1年と仕事を続けています。
4. 壁の前でウロウロ
何の機会だったか忘れてしまいましたが、20代の時に東京大学の玄田教授の講演を受けたことがあります。講演の題名は忘れてしまったのですが、その中でおっしゃっていた印象的な言葉が、
乗り越えられない大きな壁にぶつかったときに、大切なことはただ一つ。壁の前でちゃんとウロウロしていること。
逃げずにウロウロしていれば、小さな穴が空いてどうにかなるかもしれないし、誰かが助けて持ち上げてくれるかもしれないし、ある日突然壁が崩れるかもしれないし・・・といったお話しだったと記憶しています。
20代の前向きなお年頃ではあるものの、だんだん仕事での限界にぶちあたる日々だったので、なんか、すごく納得して心に染み入った一言でした。
子育てをしながら仕事もすること、これはまさしくいつも大きな壁にぶちあたり続けている気がします。自分の力ではどうしようもない、子供の病気、時間制約により緊急対応の仕事をやり遂げることができないなど、乗り越えられない壁だらけです。
そんな時、いつもこの言葉を思い出し、「壁の前でちゃんとウロウロ」する毎日。
ウロウロするうちに、早4年が経過しました。まだ壁は越えてないし、崩れてもいませんが、逃げずにウロウロしていれば、どうにかなるのかもしれないなーと思っています。