日本科学未来館(東京都お台場)|幼児にはちょっと早いかと思ったけど意外に楽しめた

先週末は日本科学未来館へ行ってきました。一年くらい前に一度行ったことがあるのですが、6歳長男がもう一回行きたいとのリクエストがあったので、あいにくの雨模様の日曜日に2度目の訪問をしました。

日本科学未来館はあの科学者宇宙飛行士の「毛利 衛」さんが館長を務めており、いろいろ触って科学について学べる体験型の施設になっています。

日本科学未来館HP

日本科学未来館 (Miraikan)
日本科学未来館-Miraikan-の公式サイト。最新テクノロジーから日々の素朴な疑問、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験いただけます。

日本科学未来館は、いま世界に起きていることを科学の視点から理解し、私たちがこれからどんな未来をつくっていくかをともに考え、語り合う場です。

我が家の6歳長男は科学技術館のピタゴラスイッチみたいなボールを転がしたりする施設が大好き!

名前は似ているので最初は区別がつきませんでしたが、今回はお台場にある「日本科学未来館」に行って来ました。

日本科学未来館

常設展示のメインは5階になっています。昨日は7階で機械人間 オルタ展をやっていたので、エレベーターで7階まで上がってから、エスカレーターで下っていく形で見学しました。

我が家の子ども達がハマった展示物の順にご紹介いたします。

1. 100億人でサバイバル(5階)

ピタゴラスイッチ好きの6歳長男は、この前でトータル1時間くらい遊んでいました。科学技術館と異なり、自分が何かを操作する訳ではないのですが、精巧につくられたボールが転がる仕組みに見とれていました。

何よりもストーリーがすごいのです!

「100億人でサバイバル」とは、下の写真の赤いボールがハザードを示しているそうです。火山の噴火、地震、津浪、スーパー台風、感染症などが人間に当たると被害を与えるハザード。

100億人でサバイバル

例えば赤いボールが地震のところに溜まってきて一定量を超えると一斉に赤いボールが手前の人間目がけて転がってきます。途中、建物が示す科学技術の力である程度ハザードを食い止めてくれます。しかしながら、科学技術の力である建物もある一定量のハザードを超えると倒れて赤いボールが転がり、手前の人間のドミノを次々と倒していく仕組みになっています。

この人間がドミノ倒しになる、一見残酷なサバイバルレースに子供は釘づけ。ボールが溜まって溢れ出すと、歓声が沸き起こります。

2歳二男君も、手すりに身を乗り出して、赤いボールの行方を見守り、人が倒れると「あー、倒れちゃった~」と楽しんでいました。(不謹慎ですが…)

ちなみに、画面には見えませんが、赤いボールの他に小さいパチンコ玉も転がっており、木が倒れると二酸化炭素が増え、そうすると地球上が温暖化され、スーパー台風が起こるような仕組みがこのピタゴラスイッチの中で実現されています。

実際、最初は全然内容が分からなかったのですが、お姉さんが途中で丁寧に解説してくれるので、ようやくこのピタゴラスイッチが意味しているところを理解することができました。

2. Asimoショー(3階)

時間限定でアシモショーを開催していました。

まずはアシモ君が駆け足で登場!

下の写真は片足でケンケンしているところです。サッカーボールを蹴ったり振り付きで歌ったり、様々なショーを見せながら、バランスをとるのが難しいとか技術的な解説をしてくれます。

ASIMO

ショーは開始20分以上前から並んでいる人が多数でした。

3. 地球とつながる(1階)

1階には日本科学未来館のシンボルと言っても過言ではない、有機ELパネルを使った世界初の地球ディスプレイがあります。目を凝らしてみると、丸い地球ですが四角のパネルがたくさん表面を覆って画像を映し出しています。

「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という館長の毛利衛さんの思いから生まれたそうです。

地球

1階にはこの地球を見上げながらパネルを操作したり寝っ転がれるところがあり、6歳長男はなかなか気に入っていました。

4. アンドロイドアナウンサー コドモロイド®

細い壁の隙間から中を覗くと、アンドロイドのアナウンサーが記事を読み上げています。口の動きが大変リアルで、本当にアナウンサーがアンドロイドになる日もそう遠くはないと思わせるような内容でした。

長男は「髪の毛も本物?」と難しい質問を投げかけてきました。

天気予報など、比較的定型的にレポートできるものは、お天気お姉さんがアンドロイドになるのもそう遠い将来ではないかもしれません。

アンドロイドアナウンサーコモロイド

5. 機械人間 オルタ(7階)

期間限定でやっている「機械人間 オルタ」。

ちょっと薄暗い個室の展示ブースの真ん中に機械人間、オルタ。固まった表情の2歳二男君ですが、「怖いよ、お家帰る(泣)」。確かに大人でもちょっと不気味。。

機械人間オルタ

オルタは、自発的な周期運動と、周囲の環境への反応が組み合わさって動くそうです。顔と手は一部皮膚ですが、そのほかは機械むき出しになっていて、アンドロイドアナウンサーとは異なり、動きで人間らしさを表現することに挑戦しているそうです。

センサーなどから収集したデータが蓄積され、行動のパターンができていくため、動きは日々、変化していくそうです。科学の進歩はすごいですね!

<次回挑戦> “おや?”っこひろば(3階)

45分の入れ替え制の「”おや?”っこひろば」は、土日祝日および平日の混雑時には整理券を配布していたようですが、15時に行った時には既に整理券が残っていませんでした。

おやっこ広場

室内なのですが坂道が準備されていて楽しそう。

限定30組程度なので広々としていたので、2歳の二男にはこちらでゆっくりできれば良かったなとちょっと後悔しました…

<入館料>日本科学未来館の入館料

常設展の入館料は下記の通りです。

  • 大人 :620円(JAF割引:490円)
  • 小学生~18歳以下:210円(JAF割引:160円)
  • 6歳以下の未就学児は無料

本日は企画展で「The NINJA -忍者ってナンジャ!?」が開催されていました。

企画展は2016年7月2日(土)~10月10日(月・祝)まで行われているそうですが、大人(19歳以上)の入場料が1,600円と常設展の1,000円増しくらいになるので、今回は諦めました。

常設展はJAF割引を使うと、大人二人で980円、未就学児は無料なので、4人で980円で一日楽しめるので、うちの長男のように機械が好きな子供にはおすすめの施設です。

<アクセス>日本科学未来館の交通案内

公共交通機関では、ゆりかもめが便利です。

  • 新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/
    「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
  • 東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

雨の日はキドキドなどの室内で体を動かせる施設もなかなか良いのですが、たまには、科学技術館やこの日本科学未来館のような、ちょっと科学に触れ合えるようなところに行くのも、楽しいです。

もし日本科学未来館が気に入ったお子さまだったら、きっと下記の科学館も気に入ると思うので、行かれてみてはいかがですか?

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